埼玉県次世代ものづくり技術活用製品開発費補助金に採択された「振動型エナジーハーベスタを搭載した振動障害を防止するデバイスとシステム」についてご紹介いたします。
V-WATCH
デバイスの説明
使用方法は、作業者の手腕に取り付けるだけ。
振動工具を使用すると、自動的に計測が始まり、日振動ばく露量を超えるとLEDの色でお知らせします。
特徴は、体感ではわからない振動ばく露量を自分で把握できるため、安心して作業に取り組めます。
また、振動障害というものを知らない作業者が振動障害を知るきっかけになります。
本製品はエナジーハーベスタを搭載しているため、本来は悪影響しかない振動エネルギーを有効利用して半永久的に動きます。
この製品は、作業で疲れて帰った後にも充電する必要がありません。
システムの例 ①
このデバイスはBluetoothを搭載しているため、センサネットワークを構築します。
作業者にアラートがでると、現場の管理者にもアラートがとどきます。
また、遠隔地でも情報を取得し、改善や配置転換をすることができます。
システムの例 ②
作業者にとりつけるだけでなく振動工具の方に取り付けてもOK
工具に取り付けることで、定期的なメンテナンスを促したり、
IoT化を推進することができ、現場の最適化に繋がります。
振動を電力に変換するデバイスの応用例
モーター、鉄筋、バルブ、配管などの異常振動の検知に
振動を電力に変換するため、半永久的にモニタリングできます。
※画像は制作段階です